6月26日 校長講話
- 公開日
- 2017/06/26
- 更新日
- 2017/06/26
校長室から
今週は梅雨時で、雨の多い日が続くようです。身の回りに注意して、廊下や階段は走らず、安全に過ごしてくださいね。
さて、先週の23日(金曜日)、堀川小学校は明治6年の創立から144年目の記念日を迎えました。ずいぶん昔のことですね。144年前の堀川はどんな町だったのでしょうか。記録によると市場や商店の多い大変にぎやかな町だったようです。
当時の日本は明治の時代になって、それまで刀をさげた武士の政治から、ヨーロッパやアメリカの政治(みんなの代表を選んで、話し合いで政治をして行こう)を見習って、いろんなことを変えていこうとしました。
しかし、反対をする人や刀を手放さない人も多く、明治9年には「もう刀を持つことは禁止です」という命令を政府が出したほどです。
そんな古い時代に堀川小学校は誕生したんですね。日本で最も古い歴史を持つ小学校の一つが本校なのです。
大阪にはもともと子どもたちを寺子屋という塾で勉強させる伝統がありましたし、特にこの町の人たちは「教育はとても大切」という気持ちが強かったようです。というのも、学問の神様を祭る天満宮がすぐ傍にあったからでしょうね。
1年生のみなさんも「がっこうたんけん」で見て知っている人もいると思いますが、昔の校舎で使われていた立派なシャンデリアや、昔の様子が写真で残っています。子どもたちの教育や小学校を大切にする気持ちがそこには表れているようです。
長い間大切にされてきた堀川小学校の歴史、その先頭にみなさんはいるのですね。
校歌にある「古い教えは学びのまもり」「真理(まこと)を求め」しっかりと学び、正しい道を進んでほしいと思います。