8月25日 始業式講話
- 公開日
- 2017/08/25
- 更新日
- 2017/08/28
校長室から
今年の二学期は昨年より1週間ほど早く始まりました。
まだまだ暑い日が続いていますが、久しぶりに元気そうなみなさんの笑顔に会えてとても嬉しく思います。
この夏休みはどのようにすごしましたか。学校のプール開放に参加した人、図書室・パソコン教室で調べ物をした人、地域のスポーツやお祭りに参加した人・・・。それぞれに有意義な経験をしたと思います。宿題や自由研究にもしっかり取り組み、すばらしい作品が仕上がったのではないかと楽しみにしていますよ。
ところで皆さんは「努力の壺」というお話を知っていますか。
ある人が大きな壺に水を入れてほしいと頼まれます。一生懸命入れますが、大きな大きな壺なので、なかなか一杯になりません。「どれくらい溜まったかな」焼き物の壺なので中の様子がよくわかりません。「あとどれぐらい頑張れば一杯になるのだろう」不安になりますが、入れ続けます。汗をかいてきました。体がくたびれてきました。でもなかなか一杯にならないようです。
何日も何日も入れ続けたある日、突然壺の口から水が溢れてきました。それからは自分が頑張って入れた分の水が目に見えるようになりました。「頑張ってよかった・・・」
人が何かをめざして努力しても、すぐに良い結果がでるわけではないのですね。根気強く長い時間かけて努力して初めて成果が現れる。その努力の中で人は体や心が成長するのだとこのお話は教えています。
二学期は6年生のマーチングや、学芸会をはじめ多くの行事があります。この暑い夏休みにこつこつ努力したこと、汗をかいて頑張ったことはきっと学校生活に生かされるはずです。元気に頑張りましょう。