大阪市立堀川小学校

10月16日 校長講話

公開日
2017/10/16
更新日
2017/10/16

校長室から

 雨の月曜日になりました。今週はあいにく雨の多い一週間になるようです。
 土曜日には6年生のマーチングの発表があります。天候が気がかりですが、最後の仕上げに向けて心を一つにして頑張って練習しましょう。期待していますよ。
 実は今朝、とても嬉しいことがありました。いつものように登校してくるみなさんと朝のあいさつをしていましたが、私の傘は壊れかけのオンボロで、何かの拍子にすぐに閉じてしまいます。雨に濡れている私を見て、通りがかったある児童が「校長先生、だいじょうぶ?」と心配そうに声をかけてくれました。
 何気ない一言ですがその子の優しさを感じて、とても嬉しい気持ちになりました。
 「言葉」はとても大切ですね。
 さて今日は、もう一つお話があります。それは、今日(10月16日)が『世界食糧デー』だということです。
 世界には72億人の人が生きているそうです。ずいぶんたくさんの人がいるのですね。しかし、そのうちの8億人(9人に1人)が食べ物がなく、困っているということです。そこで、それらの困っている人のことを世界中で考えようという『世界食糧デー』がはじまりました。
 みなさんは、今朝、朝食をしっかり食べてきましたか?
 普段から給食は残さず食べていますか?
 日本では食べるものがなくて困るということはありませんね。でも世界では多くの人が十分に食べることもできず、体力のない赤ちゃんや老人は命を失っているということです。
 ところが日本などの豊かな国では、食べきれないものがたくさん捨てられています。もったいないですね。私たちが毎日食べる米や麦(パン)などの植物も、魚も牛も豚も鶏などの動物にもみんな命がありました。私たちはその命を頂いて自分の命をつないでいるのです。
 おいしい食事を作ってくれた人や頂く命に感謝して「頂きます」「ごちそうさま」を言いましょうね。