11月13日 校長講話
- 公開日
- 2017/11/13
- 更新日
- 2017/11/13
校長室から
秋らしい爽やかな晴天に恵まれた月曜日になりました。
今日は少しみなさんに聞いてもらいたい話があります。実は私の母親は5年前に病気で体の右半身がマヒして動かなくなり、車いすの生活をしています。4年生以上の人は「車いすの介助体験」をしていると思いますので、車いす生活の難しさや介助のコツも知っていると思います。
先日その母親を介助して九州まで新幹線に乗せて、故郷のお墓参りに行った時のことです。新大阪駅では駅員さんがホームまで案内してくださいました。また、エレベーターに乗る時に、外国人の女の人が順番を譲ってくれたりもしました。たくさんの親切に出会いました。誰でも困ったなと思っている時に人に助けてもらうと、とてもありがたく、感謝する気持ちになりますね。校長先生も自分の母親にしてもらった親切をどこかで返そうと思いました。
さて、今週の土曜日は学芸会です。各学年で準備に忙しいことでしょう。自分の出番のことだけでなく、周りのお友達のことも手伝ってあげてください。
学芸会のめあては、みんなで協力して1つのものを作り上げていくこと。そして、その中でお互いに認め合える仲間になるということです。困っている人がいたら、助けてあげる、親切にしてあげることを忘れないでくださいね。
学芸会でみんなが協力して頑張る姿、最後までやり切るすばらしい発表が見られることを期待していますよ。