10月25日 「落語鑑賞会」《土曜授業》 【高学年】
- 公開日
- 2014/10/25
- 更新日
- 2014/10/27
わくわく豊崎
4・5・6年生が講堂で視覚障がいがある落語家の桂 福点さんによる「人権に関わる噺」をお聞きし,「古典落語」を鑑賞しました。
福点さんが落語家になった経緯や,人生で挫折感を味わったときに声をかけてもらった一言で,人を幸せにする仕事をするきっかけになったことがわかりました。
音楽や噺をすることを勉強され,カンツォーネ(『オー・ソレ・ミオ』)を披露していただきました。つやのある伸びのある声が講堂に響きわたりました。
※クリックすると,福点さんの独唱を聴けます。
お寺やなくてオペラやで…各所にダジャレが盛り込まれていて,会場がどっとわきましたね。
4年生の先生が,福点さんに落語の手ほどきを受けました。福点さんに続いて口上を述べます…
「あかん,覚えられません。師匠堪忍しておくれやす。」
「ほな,小話にしましょ。」
これは何とかクリア。いやー口伝いに覚えることの難しさを感じました。
今度は,4年生の子が高座にあがります。見事に小話が決まりました!
「なにかようかい?」
最後はお待ちかねの落語です。お題は「転失気」。
途中から話の展開の面白さにぐっとのめりこんでいきました。よく聞いていないと分からない話のツボに笑い声が出てきます。デジタル世代の子どもたちにも,筋を追いかけて,つながりの妙に酔いしれていたようです。
「ぉナラからへいあんまで。」
落ちにどっとわきあがりました。
おあとがよろしいようで…