12月9日「自分のいいところ、見つけよう!」《学級活動》【4年生】
- 公開日
- 2019/12/09
- 更新日
- 2019/12/10
わくわく豊崎
12月4日〜10日は、「人権週間」です。
「どの人も、自分らしく、幸せに生きることができる」ことが、「人権が守られている」ということだと考えます。その始まりは、「自分を肯定する」ことだと思っています。
しかし、「自分にはいいところがありますか?」と聞かれて、「はい」と答えられない子どもも中にはいます。そんな子も含め、クラスの子どもたちには、こんな風に話をしました。
「自分のいいところを見つけるために大切なことが3つあると先生は考えています。
その1 人と比べない
どんなに走りが早くても、オリンピック選手には負けるね。どんなに学校の成績が良くても、全国模試でいつも1位の人にはかなわないよね。そうやって人と比べると、自分のいいところなんて消えてなくなってしまう。自分を振り返って、『あ、ここ、自分はがんばってるな』と自分が思ったこと。それが、自分のいいところです。
その2 人の評価を気にしない
ほかの人から、『そんなの、ぜんぜんいいところじゃないよ』とか、『でも、他のこういうところはできてないよね』とか言われるんじゃないか、と思ってるのかな?「自分」のいいところなんだから、ほかの人がどういうかは関係ありません。気にする必要なし!ほかの人から言われて気にしないといけないのは、自分が他の人に迷惑をかけている時だけです。
その3 自分のいいところは自分で作る
自分にはいいところがない、と思っている人に言います。
自分のいいところは自分で作りましょう。
自分のいいところを作るためには、苦手なこともがんばらないといけないし、失敗続きにもめげないで努力しないといけないこともあります。うまくいかないこともあるかもしれない。でも、そうやって手に入れた自分の「いいところ」は、もう決して消えたりしません
きびしいことを言うようだけれど、「自分にはいいところがない…」としょんぼりしている方が、楽なんです。先生は、みんなに、楽だけどしょんぼりしたままの残念な人生を送ってほしくないので、ぜひ、自分で、自分のいいところを作ってほしいと思っています。作り方がわからないなら、先生や、おうちの人や、周りの大人に相談してください。」
自分も、友だちも、みんないいところがあって、大切な存在であることを学ぶために、今日の1時間目に、お互いの「いいところ」を紙に書いて、伝え合いました。
「自分のいいところが見つからない・・・」としょげていた子も、友だちに、自分自身も気づいていなかった自分のいいところをたくさん書いてもらって、笑顔になりました。