1月16日 「能楽体験(1)〜小鼓の稽古〜」《総合》 【4年生】
- 公開日
- 2015/01/16
- 更新日
- 2015/01/16
わくわく豊崎
5人ずつの3グループに分かれました。
まずは姿勢。頭の先から背を伸ばすこと,足先までピンと伸ばすこと。視線も前に向けたままということを教えていただきました。
目玉が動いただけでも目立ちます。全身ストップしたまま。先生たちは,まばたきしないようにしています。せっかくの舞台が台無しになります。そこまで舞台の空気を動かさないように気をつけているそうです。
能楽は,あいさつに始まり,あいさつに終わります。能は650年前の室町時代にできました。プロの方が舞台で使う小鼓は,室町時代のものを使っています。何百年も前から受け継がれて使っているので,次の代まで伝えていかなければいけません。お道具として,大事に使っておられます。そのような気持ちで,道具に対してもあいさつをします。
息を吸って,おなかに息をためて「ほおっ!」と声を出します。お腹から声を出します。「コミ(タイミング)」を合わせて,声を出します。
息を吸って,「ツ。」「ほう。」「ポン(小鼓を打ちあげる)。」と,掛け声をつけて小鼓を打つ練習をしました。
小鼓の持ち方や構え方,小鼓の渡し方も教えていただきました。
力を抜いて,手首のスナップを効かせて鳴らします。
初めてですが,「ポン」という響いた音が出るときもありました。
今日は,小鼓の持ち方を中心に学習しました。稽古を重ねていく中で,正座にも慣れてくるでしょう。