わくわく豊崎

1月17日 「いのちのふれ合い授業」 【5年生】

公開日
2015/01/17
更新日
2015/01/23

わくわく豊崎

 お二人の妊婦さんに来ていただき,いろいろとお話をうかがいました。

 初めてお母さんのお腹の中にできた時の赤ちゃんの大きさはどれくらいでしょう?
 色紙に小さな穴が開いています。赤ちゃんの大きさがそんなに小さいなんて。そんな小さな穴の大きさの赤ちゃんが小豆の大きさになるまでに40日かかります。産まれてくる頃は50cm位になりますね。

 お母さんのおなかの中で大切に守られて,産まれてくるまでには10ヶ月かかります。
 公共の交通機関には優先座席が設けられています。マタニティマークを見た人も多いでしょう。お腹に赤ちゃんがいる人に親切にしてくださいね。

 キルティングで作られた図にはお腹の中の赤ちゃんの成長するようすが実際の大きさで示されています。また,ビデオでお腹の中の赤ちゃんが大きく育っていくようすを見ました。10ヶ月かかって,少しずつ赤ちゃんの姿になっていくのがわかりました。
 
 お腹に約5kgのおもりの入った妊婦ジャケットを着用しました。
「重い…。」
「お腹がつっかえる。」
と,少しはずかしそうにしていました。

 学習と体験を終えた子どもたちは,
「思ったよりもお腹がやわらかかった。」
「5kgのジャケットをほんの少しの時間着ただけだけれど,本当は10kgもあると知って,もっと大変だと感じました。」
「重いから,お母さんはすごいと思った。」
「いのちの授業は2回目ですが,また新しい体験ができた。」
という感想を話しました。

 最後に,妊婦さんから不安なこともあるけれど,楽しみなこともあること。体を大事にしたいこと,命って美しいんだという話をしてもらいました。

 お母さんってすごい!お母さんに感謝!そう思える学習でしたね。それぞれに自分の命があることや,自分を大切に育ててきた親のことを考えるきっかけにもなったことでしょう。