わくわく豊崎

昭和設計様とのコラボ授業が大阪府建築士事務所協会会長賞を受賞!

公開日
2022/12/07
更新日
2022/12/07

わくわく豊崎

 本校で以前実施された地域地元の企業・昭和設計様によるコラボ授業が、このたび建築士事務所協会の最高賞の一つである大阪府建築士事務所協会会長賞を受賞されました。ここにご報告いたします。長年、本校の教育活動に設計事務所としての専門性を生かして関わっていただきました。その模様を以下でご紹介します。


【大阪府建築士事務所協会賞】
○応募作品・活動の名称:豊崎小学校ワークショップみんな小さな建築家
○取組の主体:株式会社昭和設計、豊崎小学校
○所在地:大阪市
○応募部門:建築士事務所の価値を高める活動部門
○概要
事務所創設60周年をきっかけに、地域貢献活動として近隣の大阪市立豊崎小学校の5・6年生を対象にしたワークショップ授業を実施。本事業は、次世代を担う子ども達へのキャリア教育の一環として、建築の仕事を知ってもらい興味を持つきっかけとなるよう、先生方と打合せを何度も重ね、私たちと豊崎小学校とで一緒にプログラムを練り上げたもの。ワークショップのメインタイトルは先生方のアイデアで、“みんな小さな建築家”とし、「設計事務所体験」に加えて、毎年交互に「ストロー建築づくり」と「立体ピクトサインづくり」のワークショップを毎年合計4〜5回程度実施している。
【設計事務所体験】
子ども達を私たちの事務所に招き、事務所見学、建築3Dデータを操る、建築材料を触る、模型を見て触れる、建築にまつわるクイズ、など様々な体験を通して建築の仕事を理解。
【ストロー建築づくり】
身近にあるストローをクリップで接合してトラス構造を基本とした立体作品をつくるワークショップです。設計図となるスケッチを作成し、それをもとに立体作品を作るプログラムで、設計から施工といった建築の仕事を疑似体験してもらえるよう工夫。
【立体ピクトサインづくり】
2〜3人のグループごとで製作し、学校じゅうを賑やかに空間演出するワークショップです。子ども達はこのワークショップを通して、街の中のいたる所に当たり前にあると思っていた様々なサインに関心を持ち、人々の役に立っていることを学べるよう工夫。