12月12日 「ものの温度と体積」≪理科≫ 【4年生】
- 公開日
- 2013/12/12
- 更新日
- 2013/12/12
わくわく豊崎
容器にとじこめた空気をあたためると,
「ポン」
と音が鳴って,栓が飛びました。
「うわっ!」
「すご〜い!」
子どもたちから歓声があがります。
「空気や水をとじこめると」の学習では,空気でっぽうの後玉を押したときに勢いよく前玉が飛び出しました。
今日は力を加えていないのに,勢いよく玉が飛びました。
「栓を押したのは何?」
と問いかけると,
「空気」
とすぐに答えが返ってきました。
さらに,
「あたためられて空気が上にのぼろうとするから。」
と,さわったり押したりしていないのに,栓が飛んだ理由を考えて意見を発表する子どもが何人かいました。
さぁ,どうかな?
試験管にせっけん水の膜をつけて,湯をはった発砲ポリスチレンの容器に入れて温めました。せっけんの膜が盛り上がり,湯から引き揚げてしばらくすると膨らんだシャボン玉が小さくなったようすが観察できました。
次に,ガラスの瓶に風船をつけて温めると,風船がふくらみました。こちらも湯からあげてしばらくしたら風船がへこみました。
子どもたちは今日の実験から,栓が飛んだり,せっけん膜がふくらんだりへこんだり,風船がふくらんだりへこんだりすることに関係しているのは,「とじこめた空気の温度」だということに気づいてきたようです。
あすの学習で確かめていきます。