わくわく豊崎

1月24日 能楽体験(1) その1 【4年生】

公開日
2014/01/24
更新日
2014/01/24

わくわく豊崎

 能楽体験がいよいよ始まりました。

 日本の伝統芸能である能について,観世流能楽師の山本博通先生からお話を聞きました。

 能は,約650年前の室町時代につくられました。
 観阿弥・世阿弥が能を大成したこと・足利義満が能をこよなく愛したことで,洗練された高度な舞台芸術として認められたこと・世阿弥は今でいうプロデューサー(演出家)であったこと・戦国時代に書かれた「花伝書」は,今でも芸能の世界ではお手本になっていること・戦国時代になって武将が能楽を嗜好したことで,一般市民から能が離れた存在になったこと・能の派生として文楽や歌舞伎が誕生したこと・多くの人の支えで我が国を代表する古典芸能としての能が存在していることなど教えていただきました。

 また,長崎県の小学校で取り組んだ能楽のDVDを見せていただきました。みんな真剣な表情で話を聞いていました。

山本先生から,「学んでみよう能・狂言」という公益社団法人能楽協会が作成した能・狂言の歴史・役割の説明・楽器の紹介・能舞台など,わかりやすく説明した入門冊子をいただきました。
「次回の稽古までに目を通してください。」
と宿題をいただきました。