わくわく豊崎

2月20日 「ものの体積と重さ」≪理科≫ 【3年生】

公開日
2014/02/20
更新日
2014/02/21

校長経営戦略予算

 体積とはものの大きさのことです。では,「同じ体積のものはどんなものでも同じ重さなの?」これを確かめるのが今日の実験の目的。

 はかりをつかった学習は算数の分野で2学期にしました。今日は,電子てんびんを使用して重さをはかることにしました。

 みんなが「体積が同じでも重さは違う」と予想を立てましたが,その理由を尋ねると,
「種類が違うから重さも違う。」
の予想がほとんど。
 あえて,私だけが同じという予想にしておきました。
「なぜ,種類が違うと重さが違うの?同じ大きさなのに…」
の堂々巡り。
「経験したことをもとに予想を立てた理由を言ってよ。」
 しばらくすると,ようやく出てきました。
「鉄の棒は沈んだけれど,木の棒は浮いていた。」
「同じぐらいのわたと石ではわたが軽かった。」
などなど。

 残念だけれど,ここでチャイム。実験は次時に持ち越しとなりましたが,次回の理科は来週の火曜日。そんなに待っていられない。みんなやる気満々で20分休みの後,再開することにしました。

 実験開始。
 まず手で持って重さを比べてみました。
 子どもたちが前に出てきて,5種類(鉄,アルミニウム,木,プラスティック1,プラスティック2)の直方体のおもりを,軽いもの(重いもの)順に並べました。それを教材提示装置で映し,学級全体で確認しましたが,班によって少し順序が違うようです。
 2班の子が,
「手で比べると,持った人によって感じ方が違うから。」
と素晴らしい意見。みんなから拍手です。

「正確に量るためにはやっぱりはかりがいるなあ。」
 電子てんびんで量ると各班とも同じ結果になったようです。

 今日のまとめは,
「同じ体積でも,ものの種類がちがうと重さはちがう。」
 みんなで復唱してたっぷり2時間の理科実験タイムが終わりました。

 楽しかったね。