理科室の使い方の学習を兼ねて重さの保存の概念についてちょっとクイズをしてみました。
例題1
　50ｇの水に50gの砂糖を入れると，何gになる？
「100gです。」
「理由は？」
「水の中に入っただけだから。」
　電子天びんで量っても，子どもたちの予想通りでした。

例題2
　50ｇの水に3gの砂糖を入れると，何gになる？
「53gです。」
「理由は？」
「水の中に入っただけだから。」
「えっ？さっきは溶け残りがたくさんあったけれど，今度は全部溶けているよ。」
「砂糖はどこかほかの場所に行ったわけではなく，ビーカーの中にあるからです。」
　電子天びんで量っても，さっきと同様子どもたちの予想通りでした。

　理科室での実験の仕方について約束事を確認しました。
　理科室では一方通行。実験道具の準備・後片付けの際はぶつからないようにする。
　実験の時は，椅子は使用しない…などなど。
　初めての理科室で，興味津々わくわくしています。約束事を守って次回以降はスムーズに実験ができることでしょう。

　児童がグループに分かれて学習する机には，流しがついています。サイフォンの原理でググッと排水するシステムを見せると，
「空気の力で水が出ていく。」
　子どもたち，なかなかやりますね。
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「今度は，理科準備室の探検をします。」
「うわっ，がいこつおるんやろ。」
　お楽しみに。