わくわく豊崎

2月27日 「水のすがた」≪理科≫ 【4年生】

公開日
2014/02/27
更新日
2014/02/27

わくわく豊崎

 今日は,水を沸騰させたときに出てきた「湯気」や「泡」の正体を調べました。

 実験前に子どもたちに,
「湯気やあわの正体は何でしょうか。」
と問いかけると,
ほとんどの子どもたちが,湯気の正体は水だと答えていましたが,泡の正体はほとんどの子どもたちが空気だと予想していました。

 では,実験開始!

 平底フラスコに水100mLとふっとう石を入れて加熱します。
「先生,何分ぐらいで沸騰するかノートを見ていいですか。」
と尋ねてきました。
「いいよ。でも今日は水の量が少ないよ。」
「だったら,(沸騰するまで)もうちょっと早いかな。」
と,前学習したときに記録した自分のノートを見て振り返っていました。すばらしいですね。

 水を加熱していくうちに湯気が出てきました。金属のスプーンを近づけると,
「水滴がついた!」
「小さな水のつぶだ。」
と,スプーンを持って見せに来ました。
「やっぱり湯気の正体は水だ!」
と,湯気の正体が水であることを確かめることができました。

 次はビーカーに水100mL入れ,ろうとを逆さにして,ポリエチレンの袋をかぶせて輪ゴムで止めます。沸騰した泡をろうとで集め,ビニル袋に集めます。
「袋がふくらんだ!」
「やっぱり空気だ。」
 しかし,袋をよく見ると内側に小さな丸いものがたくさん付いています。しかもどんどんと丸い粒が袋についていくのが見えます。
「袋に水てきがついている!」
 また,火を消すとふくらんでいた袋がしぼみ,袋を逆さにして斜めにすると水がたまっていました。
「見て!水がたまっている!」

「泡の正体はちょっとわかりにくかったけれど,空気だとわかりました。」
と,わかったことをまとめました。

 沸騰したときの泡が空気ではないことを確かめるために,500mLのビーカーの中に水で満たした100mLのビーカーを逆さに入れ,泡をビーカーに集めました。
 泡が集まり,冷えていく中で泡の変化を確かめてみましたが,ちょっと時間切れで全員では確認できませんでした。また明日やってみましょう!