わくわく豊崎

4月16日 「植物の発芽と成長」≪理科≫ 【5年生】

公開日
2014/04/16
更新日
2014/04/16

わくわく豊崎

 今日から,「植物の発芽と成長」の学習をはじめました。植物の種子が芽を出すことを発芽ということを伝えました。

「植物は,どんなときに発芽するのかな?」
「発芽に必要な条件って何があると思いますか。」
そう問いかけてました。

「必要なものだけでなく,その理由も書いてください。」と言うと,すかさず
「え〜。」
と返ってきました。

「簡単に書けばいいんだよ。」
と,今までの経験をもとに何が必要か,根拠も含めて子どもたちに考えさせました。

 机間指導していると,
「先生!こんなのでいいの?」
と質問してきます。
「いいですよ。」
「なんだ!」

と,必要なものはわかっていても,なぜ必要なのかをどう書けばよいのかわからなかったようです。

 さて,発表タイム。
「植物も人間と同じで水分補給が必要だと思うので,水が必要だと思います。」
「植物も生きているから,空気が必要だと思います。」
「温度が高くなると,元気になるから,温度も必要だと思います。」
「太陽の光を浴びているから,日光も必要だと思います。」
「土がないとそだたないから,土が必要だと思います。」
と,次々に意見が出ました。みんなしっかり考えていましたね。

「しかし,実はこの中で,発芽には必要のないものがあるのです。それはわかるかな?」
と,問いかけると,
「土がなくても,発芽するので土は必要ありません。」
と答える子どもがいました。カイワレダイコンなどは,土がなくても育っていますね。

 土の中に種子を植えたことを思い出した子どももいて,
「先生!そうしたら日光も必要ないと思います。」
と口々に発表していました。

 その通り,種子の発芽には「水」「空気」「てき当な温度」のうちのどれかが関わっているというのがわかりました。
 
 あす,条件制御をしながら実験していきますね。