5月8日 「メダカのおすとめすを調べよう」《理科》 【5年生】
- 公開日
- 2014/05/08
- 更新日
- 2014/05/12
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「植物の発芽と成長」の学習はまだ続きますが,成長実験をする間,次の単元の学習に進みます。
以前ホームページで紹介したメダカの登場です。教材提示装置で,理科室に設置したスクリーンにメダカの水槽を大きく映し出しました。
「おー!」
と,一番驚いていたのは,子どもたちを引率していた学級担任のM先生。水槽で泳ぐメダカを全員で確認することができました。
まずは,スライドで日本の淡水魚を紹介しました。オイカワやニッポンバラタナゴなどは繁殖期になると,平常時とは異なった体色や斑紋(はんもん)が現れます。これを婚姻色(こんいんしょく)といいます。ちょうどこの時期は繁殖期になり,こういったきれいな体色になってオスとメスの区別が簡単につきます。
写真を提示すると,
「わあ,きれい!」
と声をあげていました。
メダカの場合は,婚姻色(こんいんしょく)が現れることはないのですが,オスとメスがいます。授業の前にオスと思われる個体とメスと思われる個体を小さなプラスチックケースに入れて各班の机に置いておきました。
「それぞれのちがいは,どんなところにあるかな。」
と,実物のメダカを間近で観察しました。
「大きさがちがう。」
「おなかが大きいのと,小さいのがあるよ。」
「ひれの形がちがうよ。」
と,だんだんとオスとメスのちがいに気づいてきました。
オスとメスはさておき,ちがいはどこにあるかを,書き込み用タブレットを使って図で示しました。
「せびれに切れ込みがあるものとないものがあります。」
「おなかが大きいのと小さいのがちがいます。」
「(しりびれをさして)この部分の形がちがいます。」
よく観察できました。ここで,プリントを使いながらオスとメスのちがいを表や図で示してまとめました。
また,メダカの飼い方についてもノートにまとめました。
オスとメスのちがいを学習した後,机に置いてあるメダカはオスなのかメスなのかを調べました。ここでも,オスとメスのちがいとなる部分に着目して観察できました。