5月21日 「メダカの受精卵の育ち」《理科》 【5年生】
- 公開日
- 2014/05/21
- 更新日
- 2014/05/21
わくわく豊崎
教科書の写真を見ながら,メダカの受精卵が育っていくようすをプリントにまとめました。
約2週間で子メダカが誕生することや,卵の大きさは変わらないことを学習しました。
「たまごの中で,えさは食べないのかな。」
と疑問に思った子どもがいました。
「受精卵の中の子メダカは,餌を食べられませんね。どうして生きていられるのかな。」
と尋ねると,
「おなかに養分があるから。」
ということに気づきました。
「前に学習したインゲンマメに似ているね。」
と話すと,
「養分があるのは胚だ!」
「子葉にも養分があった。」
「子葉に含まれる養分は,でんぷんです。」
と,前に学習したことを次々と思い出しました。
「では,それを調べる薬品は何だったかな?」
「ヨウ素液です!」
「でんぷんがあれば何色に変わったかな?」
「青むらさき色です。」
よく覚えていましたね。前の単元の学習の復習もできました。
では,たまごの話に戻ります。鶏の卵でも,特に黄身には栄養分がたくさん含まれていることを話をしました。ヒトは,植物や動物が成長するために使う栄養分を利用して生活しています。「いのち」をいただいて,生きているのです。食べ物に感謝しないといけませんね。
子メダカは卵からかえった後も,数日は餌を食べません。おなかの養分を使って育つことを学習しました。
プリントにまとめた後,双眼実体顕微鏡でメダカの受精卵を観察しました。
「心臓が動いている!」
「血液が流れているのがわかった。」
など,子メダカが生きているようすを観察しました。また,受精して何日目ぐらいなのか見当をつけて観察しました。
子メダカになっているのはまだ2匹。順調に大きく育ち,子メダカが増えればいいですね。