5月22日 「メダカが食べているものは…」《理科》 【5年生】
- 公開日
- 2014/05/22
- 更新日
- 2014/05/22
わくわく豊崎
メダカは成魚になっても,全長は3〜4cmほどです。メダカは池や沼などの止水域や,用水路など流れのごく緩やかな場所に多く生息しています。
そのような場所では,餌を与えなくてもメダカなどの魚は育っています。
「池や川の水中にすんでいる魚は,何を食べているのかな?」
と尋ねました。
メダカよりも大きいものは食べられません。理科室で飼育しているメダカも,餌はほとんどやっていませんが,元気に泳いでいます。講堂の横の池の水と水草を入れているだけです。振動や音に弱いため,エアレーションもしていません。何度か水替えをしているだけです。
(水の中に秘密があるのでは?)と,気づいたようです。
昨年の自由研究でお姉ちゃんが琵琶湖のプランクトンを調べた子どもが
「プランクトンです。」
と,ちょっとはにかみながら答えました。
「プランクトンって何かな?」
「小さなび生物です。」
よく知っていますね。双眼実体顕微鏡では拡大しても20倍か40倍です。もっと拡大できるものがあります。それは,光学顕微鏡です。
「池や川の水の中を見てみたい!」
という意見も出ました。
「先生,ワンドに行くんでしょう。」
「はい。そうです。まだ行っていません。今日しっかり使い方を勉強して,また顕微鏡を使う時間をたっぷりとります。」
池や川の水を観察したい気持ちをぐっとおさえ,光学顕微鏡の使い方や,プレパラートのつくり方などを,実物を手に取りながら学習しました。
光学顕微鏡でメダカの受精卵を観察しました。
「血液のつぶが流れているのがわかる!」
と,双眼実体顕微鏡で観察するよりも大きく,そしてはっきりと細部まで観察できました。
※クリックすると,別ウインドウで動画を視聴できます。