5月29日 「煮干しの胃の中を観察しよう」《理科》 【5年生】
- 公開日
- 2014/05/29
- 更新日
- 2014/05/29
わくわく豊崎
昨日は,池や川の中に棲むプランクトンについて学習しました。メダカはミジンコなどのプランクトンを食べていることも学習しました。
今日は,海に棲む小魚もプランクトンを食べているかを確かめることにしました。煮干しを前日にお湯につけて柔らかくしておき,解剖しやすいよう準備しておきました。
教材提示装置で手元を拡大して表示し,煮干しの解剖の仕方を説明しました。また,各班には煮干しを解剖した図を用意し,それも参考にしながら1人1匹解剖することにしました。
「いや〜。」
「こわい。」
という声も聞こえましたが,体のつくりを学ぶ上でも,取り組んでもらうことにしました。
「どこが胃ですか?」
内臓を取り出して,さらに解剖していくと,白いY字型の臓器が見えてきます。これをすりつぶしてスライドガラスに擦り付け,スポイトで水を数滴たらしてカバーガラスをかけます。
顕微鏡で観察すると…
たくさんのプランクトンが見えました。ボルボックスやケイソウなどを観察することができました。しばらく観察していると,
「先生!ミジンコです。」
「見せて,見せて!」
ケンミジンコを見つけた子どもがいました。すごい!大発見ですね。
煮干し(カタクチイワシ)は,海の中にいるプランクトンを食べていることがわかりました。