7月16日 「台風と気象情報」《理科》 【5年生】
- 公開日
- 2014/07/16
- 更新日
- 2014/07/16
わくわく豊崎
先週,大型で非常に強い台風8号が日本列島を縦断し,各地で大きな被害をもたらしました。ニュースでも取り上げられ,記憶に新しいところです。
台風や気象情報については2学期に学習しますが,台風が接近したことや夏休み中にも台風が発生することもあり,今日学習することにしました。
まずはニュース番組を視聴しました。強い風や雨をもたらすいことがわかりました。また,子どもたちから,
「土砂災害もあったよ。」
という声があがりました。よくニュースを見ていますね。
長野県での土石流の映像も視聴しました。雨によって河川が増水し,土砂や岩,木々とともに濁流となって水が押し流されます。
激しい流れに,子どもたちは驚いていました。
台風8号をISS(国際宇宙ステーション)から撮影した写真を見ると,地球の大きさから考えても台風8号の巨大さがわかります。
「デジタル台風」という台風に関する情報が網羅されているインターネットサイトの「気象衛星動画(映像)」も視聴しました。
※クリックすると,動画が視聴できます。配布文書でもご覧いただけます。
子どもたちは,
「すごい!」
「台風は南の海でできている!」
ということに気づいていました。
「どうして台風ができるのかな。」
「どうして台風はなくなってしまうのですか。」
という疑問が出ました。
台風の発生と進路,エレルギー源や台風のでき方については今後学習します。
7月7日(月)午前10時30分から7月9日午前9時まで30分毎に観測した「気象庁の気象衛星画像」,7月8日(火)の午前7時20分から午後10時10分までに観測した「気象レーダーによる5分毎の降水強度分布観測」の画像も提示しました。
子どもたちは,
「台風はぐるぐる回っている。」
「台風は時計と反対まわりに回っている。」
「沖縄地方を拡大して見た画像で,雨が強く降っているのがわかる。」
と気づき,発表していました。
台風の予想進路図をもとに,予報円が大きくなるわけや,台風がもたらす災害や,逆に台風がもたらすめぐみについても学習しました。また,2学期に詳しく学習しますね。