第56回創立祭パート1
- 公開日
- 2016/11/15
- 更新日
- 2016/11/15
お知らせ
起き抜けの布団の温さが心地よい季節になりました。
11月10日の木曜日に第56回創立祭が阿武山学園主催の式典と弘済分校主催の学習発表会の二部構成で行われました。
最初の式典では、各寮の代表の生徒が自分の生い立ちや、学園・学校での生活を振り返って作文発表を行いました。この日のために、何度も文章を校正したり、発表練習を重ねてきました。それでもやはり緊張しているように見えましたが、舞台に立つと堂々とした態度で発表できました。
幼少の頃か経験してきたこと、学園・学校に来て変わったこと、ここで頑張ったこと、そしてこれからの生活について、作文発表を聴いていると、生徒たちの成長が改めて感じられ、感動させられました。作文を読み終わった後には、担当の先生からコメントをもらいます。生徒たちは先生からの成長を喜ぶ感想を、少し気恥ずかしそうに聴いていました。担当の先生と生徒の関係性が見て取れてほほ笑ましかったです。作文を聴いている生徒も、それぞれの発表にしっかり耳を傾けていました。
式典の後に学習発表会が行われました。今年も司会進行は学級代表委員の生徒です。
まず、3年1組のクラス合唱からスタートしました。力強い歌声で歌ってくれました。また、サビの歌詞を手話で表現していて、それが優しい歌詞と相まって、観ている人の気持ちを和ませてくれました。
次に、保健体育科から「運動会タンブリング」の発表があり、運動会で演じたタンブリングの映像を視聴しました。
保健委員会からは、「本番に強くなるための健康法」として、映像や生徒たちの劇で分かりやすく伝えてくれました。
小学部は、「修学旅行の報告」でした。広島で平和学習を行い、自分たちの感じたことや平和と戦争について伝えてくれました。
小学部の次は、学級代表委員会の「前期委員会活動での取り組み」について、前期委員会での取り組みをポスターを使って、分かりやすくまとめたものを発表しました。また、前期の委員会活動のなかで行った「意見箱」に出された意見について学級代表が賛成、反対の立場に分かれ、ディベート形式討論をしました。どちらの意見を支持するか2年生がタブレットを使って投票しました。全員が討論内容に関心を持てた、良い発表でした。
最後は音楽科の発表です。クラスごとに、クラス紹介を歌や楽器で披露した後、全体で「ハトと少年」をリコーダー合奏、「みんながみんな英雄」「あなたに」を全体合唱しました。きれいにそろったリコーダーの音色がすごく美しく、全体合唱も生徒みんなが、大きな声で歌っていました。