7・6(月)児童朝会〜小鳥校長先生のお話〜
- 公開日
- 2015/07/06
- 更新日
- 2015/07/06
お知らせ
みなさんおはようございます。夏休みが近づいてきました。そろそろ夏休みの予定などお家で話をしているかもしれませんが、みなさんにぜひして欲しい事があります。本を最低一冊は読みましょう。
では、本を読む事が何になるのでしょう。まず、内容次第ですが、新しい事を知りますね。言葉を覚えますね。まだ習っていない漢字を読めるようになるかもしれませんね。文章を書くのが上手になるとも言われています。でも、一番身につくのは「想像力」だと思います。
本を読むことで想像力が豊かになって、その想像力から物を調べてみようという気になって知識も身についてくるのではないかと思います。
校長先生の好きな本として一度紹介した事があると思いますが、「老人と海」という本。この本は1952年にアーネストヘミングウェイという人が書きました。60年以上前です。場所は中南米のキューバ近くの島。この本を読んでいると、まず60年前のキューバってどんなんだったんだろう? 海の近くの小屋に住んでた? どんな小屋だったのか、小屋から海が見えたんだろうか?などと想像します。次に、その日は一人で漁に出るのですが、その舟の大きさです。10mくらいあるのかなと思うのですが、釣り上げたカジキの方が大きいという事ですから5mくらいかな。また、三日間もかかって釣り上げたカジキを大き過ぎて舟に揚げられず、舟の横にくくり付けて港に帰ってくるんです。しかし、途中でサメに襲われて頭以外ほとんど食べられてしまうのですが、どんなサメなんだろうと、とにかく想像をかき立てられます。そこからカジキもサメもいろんな種類があるのでどれだったんだろうと調べてみたくなります。一冊の本から世界がどんどん広がっていく感じですね。 今日は夏休みに本を読もうという話をしました。