被爆体験伝承講話(6年)
- 公開日
- 2019/10/15
- 更新日
- 2019/10/15
5・6年生
10月15日(火)の2・3時間目に6年生が被爆体験伝承講話の特別授業を受けました。
国立広島原爆死没者追悼平和祈念館より被爆体験伝承者の方を講師としてお迎えし、高倉小学校の平和学習をより深めることができました。
講話では戦時中の児童の生活の様子がわかるように、本校の学童疎開の様子を記した「連結器の上で」を紹介していただきました。疎開先での生活や、大阪大空襲で保護者を亡くした児童に対して大阪への帰路に列車内で教員が語りかける様子など、当時の児童や教職員の苦労や戦争の理不尽さがよく伝わりました。
また、原爆投下について詳しく説明していただき、当時の人々の被爆した状況や、原爆が投下された原因や当時の国際情勢もよくわかりました。
そして、学徒動員で原爆被害に遭い、自身も家族も翻弄された方の平和への思いが、お話の中でしっかりと伝わってきました。
子どもたちは平和を実現するために自分たちができることは何か、またこれからどんな生き方をしていくことが必要かについて考える機会となりました。
子どもたち一人一人が今後の学習を通して戦争や平和について真剣に考え、行動することができるよう支援していきます。