平和教育特別授業を実施しました(6年)
- 公開日
- 2019/10/21
- 更新日
- 2019/10/21
5・6年生
10月21日(月)の2時間目に、沖縄戦に従軍された高倉地域にお住いの吉村様の戦争体験をお聴きする特別授業を行いました。6年生の子どもたちは吉村さんから沖縄戦で体験したこと(負傷したこと・同級生の死・ガマ(壕)での生活・捕虜生活から本土に帰還したときのこと等)を聞かせていただきました。
吉村様のお話の中で、戦闘中に重傷を負っている間も、8月15日に投降した時も、奥様の「生きて帰ってきて」と送り出してくれた時の言葉を心の支えとして耐え、どんなことがあっても帰りたいという気持ちをもち続けてきたとお話しされました。
子どもたちは、戦争で犠牲になるのは戦闘している兵士だけではなく、非戦闘員からもたくさんの犠牲者が出たことを知りました。そして、戦争が終わっても何年たっても、戦争で受けた心の傷は簡単には消えないことを理解しました。
今回の学習を通して、子どもたちは戦争のもつ非人間性を理解し、人種や言葉、宗教、文化を越えて互いの違いを認め合うことの大切さを再認識することができました。
子どもたちのために今年も平和学習を実現してくださいました吉村様、本当にありがとうございました。これからも高倉小学校の子どもたちのことをどうかよろしくお願いいたします。