学校日記

香り豊かで身体が温まる『かす汁』に舌つづみを打ちました!(1/30の給食)

公開日
2020/01/30
更新日
2020/01/30

健康・体力の保持増進

 今日のメニューは「かす汁(年1回)、ブロッコリーのしょうがづけ、くりきんとん(年1回)、ごはん、牛乳」でした。
 「かす汁」は、鮭やだいこん、にんじん等を材料に酒かすと合わせみそで味付けしました。小学生向けなので、一般的な酒かすの使用量の4割減にしています。1989年に初登場し、毎年厳冬期献立として出ています。今年でなんと32回目の登場となりました。(2枚目の写真)
 「ブロッコリーのしょうがづけ」は、ブロッコリー(愛知県産 36Kg:70個)を蒸し、しょうが汁、砂糖、しょうゆで味付けしました。ブロッコリーの初使用は1989年1月で、今年で32年になります。給食では、11〜2月に使用しています。ブロッコリーは『栄養バランスのよい優等生』と言われています。大いに食べたい野菜です。
 「くりきんとん」はお節料理の一つなので、給食でも1月に登場です。きんとんは漢字で「金団」と書き、金の集まったものという意味。黄金色の小判をあらわし、豊かな暮らしを願う気持ちが込められています。

*「かす汁」豆知識
 お酒を造った時の副産物である酒かすを使ったもので、酒造メーカーが数多く集まる関西地方で広く親しまれている料理。だいこんやにんじん等の根菜類や鮭や鰤等の魚類を組み合わせて作られることが多いですが、関西では豚肉も好んで使われます。
 酒かすにはビタミン類、ミネラル、アミノ酸などが豊富に含まれ、身体を芯から温めてくれる効果があり、冬の行事でふるまわれる料理としても有名です。

 95%の児童が「くりきんとん 好き」に手をあげた3年生の教室で・・・
・うすあげに味か染みて、口の中がおいしさでいっぱいになるかす汁!
・かす汁はコクがあり、鮭、野菜もおいしく、ごはんと一緒に食べるとよりおいしい!
・かす汁を食べたから、ポカポカしてきた!
・ブロッコリーはシャキシャキして、しょうゆだれがおいしい!
・ブロッコリーの食感がよく、かぜ予防の栄養分があるからパクパク食べる!
・くりとさつまいもは絶妙な組み合わせで、今日のくりきんとんはくせになりそう!
・さつまいもはふわふわとろとろで、くりも甘くてめっちゃおいしく、明日も食べたいくりきんとん!
・くりきんとんのくりが小判に見えてきた〜!
◎ 感想にどんどん手が上がり、ニコニコ笑顔で食べている児童が多く、すぐに食缶がカラッポになった給食大好き学級でした!

☆ 「かす汁」の心地よい香りが学校中に漂い、「くりきんとん」に関しては、給食を取りに来た時から「待ってました!」「やったー!」と盛り上がっていました!
☆ インフルエンザや新型肺炎が流行している今冬です。食べることは命の元です。好き嫌いなくしっかり食べて、病気に負けない強い体を作り、元気に過ごしましょう!