「非行防止・犯罪被害防止教室」を行いました (5年生)
- 公開日
- 2015/12/02
- 更新日
- 2015/12/02
道徳性・社会性の向上
11月30日(月)大阪府警、少年サポートセンターのご協力を得て、5年生を対象とした「非行防止・犯罪被害防止教室」を行いました。
大阪府の14歳未満の触法少年の補導人員は1,578人(平成25年)で、32年連続、全国最多という残念な現状です。改善をめざし、大阪府警と教育委員会が連携し府下全域で、中学生になる前段階の小学校高学年を対象に「非行防止・犯罪被害防止教室」を開催しています。
この教室では、万引きをテーマとした人形劇を活用し、
・万引きは犯罪であることを理解する
・万引きをした時の、お家の人や被害者の気持ちを考える
・誘われたときに断る勇気を持つ
・ルールを守ることの大切さを理解する
ことを学習の目的としているほか、たばこの有害性、いじめ問題、声かけ被害等にも触れ、少年を非行や犯罪から守るための取組を進めています。
学習を終えた5年生は、「金額に関係なく万引きは犯罪。絶対にしない。」「見張り役も犯罪。」「家族や周りの人に迷惑をかけない。悲しませない」「ルールはどこでも守る」「言葉の暴力をしない。」などの感想を綴っていました。
今後も道徳心や社会性の育成をめざし、指導を続けていきたいと考えています。