学校日記

1学期のいじめについて考える日をふり返り

公開日
2025/07/17
更新日
2025/07/17

5・6年生

今回の記事は6年生で取り組んだ、「いじめについて考える日」のことをふり返った記事です。

「いじめはなぜ起きるのか、どうすればなくせるのか。」

このことを考えるために6年生ではそれぞれの学級で次のような取り組みをしました。


6年1組では、今日という日が学校全体で取り組む、大切な一日であることを確認しました。その後、なぜ学校全体で取り組むのか、いじめとはなぜいけないのかということを学級全体で話し合いました。
子ども達からは、「人を傷つけてはいけない」「心も傷つく」ということや、その人の周囲の人たちも一緒に傷つくという意見も出ました。その人の家族や兄弟、その人を大切に思う人も同じように傷つくという、多角的な目線で考えることができました。
話し合いの後には、6年1組「いじめゼロへの誓い」を考え、どの子も具体的でたくさんの言葉で自分にできることを書くことができました。

6年2組では、道徳科の教材『わたしのせいじゃない』を使い、いじめに関わる様々な立場の気持ちについて考えました。いじめられている子、いじめている子、止められず見ている子、一緒になって行動してしまう子。それぞれの立場に立ち、どんな気持ちになるのかをグループで話し合いました。
どのグループも活発に意見を交わしながら、自分の経験に置き換えて真剣に考える姿が見られました。

6年3組では、各班で「いじめを生まないために」というテーマに取り組みました。どの班からも真剣な意見が出され、黒板には8つの班の意見が並びました。
当初は一つに絞る予定でしたが、「どれも大切」「一つには決めきれない」という声が多くあがりました。そこで、それぞれが今の自分にできることから取り組んでいくことを確認し合いました。

6年4組では、まず、「いじめって何?」というのを全体で考えました。「一人を複数で攻撃する。」「しつこく嫌がることを繰り返す。」などの意見が出ました。そこで、担任から「そのようなことを経験をしたことがある人?」と問うと、たくさん手が挙がりました。「そんなことがあると楽しくないよね。では、明るく元気に学校生活を過ごすためには何が必要かな?」ということを主に話し合いました。すると、色々な意見が活発にでました。
それらを要約すると(1)ちゃんと言葉で、相手に直接思いを伝える(2)それが難しい時には、大人(先生や家族)を頼るとなりました。


1学期を通じて、考えたことが少しずつ出来るようなってきました。2学期以降も引き続き、みんなで色んなことを共有しながら、明るく学校生活を過ごせるようにしていきたいと思います。