姿勢の大切さ
- 公開日
- 2025/11/29
- 更新日
- 2025/11/29
お知らせ
高倉小学校では、昨年度ですが校内で「姿勢と学力」の研修会をしました。人間は頭の重さを背骨を通して骨盤で支える構造になっており、姿勢が悪いと重い頭が身体の負担になってしまいます。背筋を伸ばして胸を開くと1回の呼吸での取り入れる酸素量が増え、知らず知らず脳が活性化されます。
音読では、声をしっかり出すことで,脳がよく働きます。でも、姿勢が悪いと声が出なくなります。音読の時は、まず教科書を両手で持つこと。次に,一番背が高くなるように座ること。そして,両足を地面につける。この3つを意識して指導します。
昔の学校の先生は、しょっちゅう「姿勢」を指導していました。でも、最近は「姿勢を正しくする」ことを口やかましく指導してくださる先生が激減したと感じます。
ドイツ・エアランゲン大学の実験では、背筋を伸ばしたグループは、猫背のグループよりもポジティブな単語を思い出す割合が高いという結果が得られました。また、東京都教育委員会の調査(2021年)では、姿勢指導を積極的に行っている学校の児童は、全国学力テストの平均正答率が2〜3%高い傾向が見られたという報告もあります。
高倉小学校でも、子どもたちに姿勢の大切さを伝え続けていきたいと思います。