学校日記

6年生 薬剤師さんの「お薬教室」

公開日
2026/01/14
更新日
2026/01/14

お知らせ

薬 物乱用は、決して遠い世界の出来事ではありません。小中学生の子どもにも身近な危険として認識してほしいです。現在、10代の間では、家庭にあるような市販のせき止め薬や痛み止めを一度に大量に飲む「オーバードーズ」。エナジードリンクなどにも海外の基準以上のカフェインが含まれており、短時間に続けて飲むだけでカフェイン中毒による健康被害の心配もあります。また、子どもを狙う罠も巧妙です。大麻や危険ドラッグは、一見するとお菓子やアロマオイル、バスソルトのような、薬物とは気づきにくい姿で近づいてきます。SNS上の「タバコより安全」などのうその広告や、ダイエットにぴったりと言って糖尿病の薬である「マンジャロ」が普通にやりとりされていたりします。美容整形の悪質なお医者さんだけではなく、京橋や梅田で違法薬物が入った手作りクッキーを買ってくれないかと誘われる事例もあります。「学費を稼いでいます。」と同情心に訴える悪質なケースもあります。ちゃんと、違法薬物が入っていないクッキーも準備しており警察などの職務質問にはそちらを出すというような巧妙さです。子どもたちは、そのような誤った情報を信じたり、軽い気持ちで手を出してしまったりしてしまうケースが後を絶ちません。しかも、自分の意志ではやめられない「依存症」のリスクも生じてきます。薬物は脳の神経を破壊し、健康な人のように「うずまき」を描くことすらできなくなるほど、心身に深刻なダメージを与えます。「一度だけなら大丈夫」という誘いは嘘です。子どもたちが、誘われてもはっきりと「いやだ」と断り、その場をすぐ離れる勇気を持てるよう、ぜひご家庭でも話し合ってみてください。

今日は、6年生だけですが、このような現代的な問題に対して大切な気づきを得る機会が持てたことは本当に良かったと思いました。