１１月１８日、１年に１度、子どもたちが楽しみにしているお話の会。
今年もたくさんのお話を聞かせていただきました。

とても優しく穏やかなシフカ・ブールカの方の口調に惹きこまれた子どもたち。
カーテンを閉め、電気を消し、「お話のろうそく」に火をつけて、いざお話の世界へ…

はじめに「野原うた」から２つ短い詩を朗読していただきました。可愛らしいくりの人形としっぽの長いヘビの人形も登場し、ワクワク感も高まります。

１つ目は「３つのお願い」目が見えにくいおっかぁのため、仙人のところに行く息子。その旅の途中でいろいろなことが起こり、最後には…
２つ目は「銅の鍋」願ったものを何でも持ってきてくれる不思議な銅の鍋。しかし、そのことを知った地主が毎日見張り…
３つ目は「ヤギとライオン」トリ二ダード・トバゴ共和国のお話だそうです。雨が降ってきて困っているヤギにライオンが優しく声をかけます。しかし、ライオンの家に入るとライオンが豹変！そこでヤギがとった行動は…

どれもワクワクするお話で、子どもたちも夢中で聞いていました。

最後に時間が少しあったので「光の旅　かげの旅」という仕かけ絵本を読んでもらいました。白黒の切り絵なのですが、最後まで読んでいくと、突然絵本が上下ひっくり返りました！ページを戻っていくと、白黒が逆転し続きのお話が。
みんな「わぁっ！」と歓声をあげていました。

楽しかった時間もチャイムが鳴り、おしまいの時。
「ろうそくの火が消えるときに小さなお願い事をすると、叶うかもしれないよ」と聞き、願い事を考える子どもたち。お話のろうそくの火がそっと吹き消され、みんなでリラックス。

とてもいい時間を過ごすことができました。

秋（もう冬みたいですが）の夜長。
たまにはテレビを消して、子どもたちと一緒に読書を楽しんでくださいね。