学校日記

全校朝会 〜7月7日〜

公開日
2025/07/07
更新日
2025/07/07

学校生活

今週は、各教室と校長室をオンラインで結んで全校朝会を行いました。

校長講話の内容は、次のとおり。
「おはようございます。
 今月の目標は、『身のまわりの安全に気をつけよう』です。
 今日は、黄帽の話です。
 小学生用に黄色の帽子を初めて考えて、広めたのは、今から60年ほど前の、大阪府のおとなりの和歌山県の警察官だったそうです。
 そのとき、車の台数がどんどん増えて、交通事故で亡くなる人が1年間で1万2千人にもなり、たくさんの子どもたちも犠牲になりました。
 そのおまわりさんは、なんとかして事故を減らしたいと考えていました。
 いろいろ試してみて、天気や時間に関係なく、車に乗っている人からいちばんよく目立つのは黄色い帽子であることを突き止めて、子どもたちに『黄色い帽子をかぶりましょう』と呼びかけたことがきっかけで、日本全国に広まったそうです。
 黄色い帽子が全国に広まったおかげで、それまで増え続けていた交通事故で命を落とす子どもの数がどんどん減っていったそうです。
 毎朝、元気にあいさつをするみなさんを正門で出迎える時間は先生は大好きですが、時々、この命を守ってくれるかもしれない大事な黄色の帽子をかぶっていない人や、手に持って来て、学校が近づいてからかぶっている人を見かけます。
 下校の時もきちんとかぶっているでしょうか。
 黄帽は、自動車を運転している人に子どもがいることを知らせるほかにも、地域の人たちに見守っていただく目印にもなるし、夏の暑い日に熱中症からみなさんの体を守ることにもなります。
 黒色や赤色の帽子よりも、白色や黄色の帽子の方が太陽の熱や光をはね返しやすいそうです。
 つまり、黄色い帽子は、みなさんの命を守るための大切なものです。
 これからも黄色い帽子を大切にして、しっかりかぶって登下校してください。
 また、天気のよい日は、運動場で遊ぶ時も帽子をかぶってくださいね。」

校長講話のあと、今週の当番から、今月の月目標「身のまわりの安全に気をつけよう。」について話をしました。

最後に、代表委員会の子どもたちから、今週のスマイルことば『だいじょうぶ?』を紹介しました。