全校朝会 〜12月12日〜
- 公開日
- 2025/12/15
- 更新日
- 2025/12/15
学校生活
今日の全校朝会は、全校の子どもたちが講堂に集まって行いました。
校長講話の内容は、次の通り。
「先週の金曜日に、今年1年間の様子を漢字ひと文字で表す『今年の漢字』が京都の清水寺というお寺で発表されました。
今年は、『熊』の字が選ばれました。
野田小学校のみなさんも、『今年の漢字』を予想して先生のポストに入れてくれましたが、見事、予想が当たった人が16人もいました。
『今年の漢字』は、全国の人たちの投票で選ばれるそうです。
さて、今年1年をふり返ってみると、大阪は万博で盛り上がりましたね。
大阪で万博が開かれたのは、実は2回目です。
前回、大阪で開かれた万博は、今から55年前、1970年に、吹田市の「万博記念公園」がある場所で開かれました。
77の国が参加して、半年間の期間中に、6400万人を超える入場者がありました。
アメリカの宇宙飛行士が月から持ち帰った「月の石」などが展示されていて、毎日たくさんの人が長い行列を作っていたそうです。
当時は、人が宇宙や月に行くということは、まさに「夢のようなこと」だったから、大きな注目を集めていたのですね。
ほかにも、『夢』や『未来の技術』として大阪万博で展示されたり、大阪万博で初めて使われたりした物には、このようなものがあります。
『ワイヤレステレホン』は、現在の携帯電話のもとになりました。
55年前の万博で紹介され、実際に会場にいる人同士や、日本国内で使うことができたので、これを見た人はとても驚いたそうです。
今、学校でも使っているTeamsなどのオンライン会議のもとになっている『テレビ電話』も55年前の大阪万博で紹介されました。
『リニアモーターカー』はエンジンではなく、電磁石がひっぱる力で走る鉄道車両のことで、55年前の大阪万博で未来の乗り物として紹介されました。
いま東京と名古屋の間で工事をしていて、「リニアモーターカー」が完成すると、およそ40分で結ぶことができるそうです。
『電気自動車』は、最近かなり増えてきていますが、もともとは大阪万博のときに『未来の乗り物』として登場しています。
このように、『夢』や『未来の技術』として大阪万博で展示されたり、大阪万博で初めて使われたりした物の中には、『携帯電話』『電気自動車』など今では当たり前のように使われているものや、『リニアモーターカー』のように、もうすぐ実現しそうなものがいろいろあります。
みなさんにも、いろいろな夢や目標があると思いますが、その思いを大切に、夢や目標に向かって一生懸命努力すると、きっと夢や目標がかなうはずです。
今年の万博で紹介された、いろいろな技術や、新しい発見、発明が、私たちの生活で普通に使われるようになる日がそのうちやってくるかも知れません。
もしかすると、『空飛ぶ車』もあたりまえのように街のあちこちを飛ぶ日も、もうすぐそこまで来ているのかも知れません。
みなさんも、将来に向けて、ぜひ夢や目標をもってほしいなと思います。
そして、夢や目標を実現するために、何をしないといけないのか考えてほしいと思います。
先生たちは、みなさんが目標を達成できるように、そして、少しでも将来の夢に近づけるように全力で応援したいと思います。」
朝会の最後に、代表委員と健康委員会の子どもたちからお知らせがありました。