学校日記

4年  思い出作文

公開日
2019/03/12
更新日
2019/03/12

お知らせ

     かけがえのない命を救った人
              4年 別宮 光

 ぼくは、中甚平衛(なか じんべえ)という人をとてもそんけいしています。
 甚平衛さんを知ったのは、4年の社会の授業でした。甚平衛さんは、大和側のつけかえ工事を行った人です。
 今から300年以上も前のこと、昔の大和側は今のようにまっすぐな川ではなく、曲がりくねっていました。流れてきた土屋砂が川底にたまって、雨がふるたびにこう水が起きました。
 家や田畑は流され、病気がはやり、多くの人々が命を落としました。ですが、甚平衛さんは、長くから人々を苦しめたこう水に立ち向かうために、幕府という当時の役所に付け替え工事をうったえ続けて、およそ50年後にとうとう幕府が工事をみとめました。そして、つけかえ工事によって、多くの人の命が救われました。
 そんな甚平衛さんを尊敬しています。