頭の中(脳)にプラス回路をつくろう(児童朝会講話より)
- 公開日
- 2014/12/15
- 更新日
- 2014/12/15
校長室へようこそ!
12月15日
すぐに腹を立てる。人をけなす言葉はいっぱい見つかるが、ほめる言葉はなかなか見つからない。
いつもいつもそういうマイナスの感情をもっていると、自然に頭の中で「こうなったら、腹が立つ」という脳のマイナス回路が自然にできてしまいます。また、回数が重なる度にそのマイナスの回路はどんどん強力な太いものになっていきます。
ゲームの中で暴力をふるったり人を傷つけたりするシーンを何回も見ていると、そのことに対しての「怖さ」や「してはいけないのだという気持ち」がだんだん薄れてくるのもこのことが原因です。
つまり、切れやすくなるわけです。そんな感情が頭の中(脳)いっぱいにあると、とても幸せな気持ちになりません。
では、それを防ぐにはどうしたらいいのでしょうか。それは、マイナスとは反対のプラス回路を新しく頭の中(脳)につくることです。腹が立った時や人をけなしそうになった時は、ほめ言葉を見つける。マイナス言葉やトゲトゲ言葉と反対のポカポカ言葉やあったか言葉を探してみる。そして、それを口に出して伝える練習をする。そうした練習をすることによって新しいプラス回路をつくり出すことができるのです。
皆さんの今の頭の中はどうですか。マイナス回路とプラス回路のどちらが大きいですか。
毎日、1回は、頭の中(脳)のマイナス回路をプラス回路にしていく練習をしてみてください。とても大切なことです。