学校日記

元気よく2学期が始まりました!

公開日
2013/09/02
更新日
2013/09/02

校長室へようこそ!

 9月2日、あいにくの雨模様、子どもたちはたくさんの夏休みの作品を持って元気に登校しました。
 始業式に子どもたちには「不思議だなと思う感性を大切にしてほしい」というお話をしました。
【校長講話より】
 夏休みは、有意義にすごせましたか?プール水泳で泳げる距離が伸びた。ソフトボール大会で頑張った。本をたくさん読んだ。自由研究を頑張って仕上げたなど、いろいろあると思います。中でも校長先生は、皆さんの自由研究を楽しみにしています。ぜひ見せてくださいね。
 2学期の始業式にあたり、今日は「不思議だなと思う感性を大切にしてほしい」というお話をします。
 金子みすず さんの詩で「わたしはふしぎでたまらない」という詩があります。こんな詩です。

  わたしはふしぎでたまらない、
  黒い雲からふる雨が、
  銀にひかっていることが。

  わたしはふしぎでたまらない、
  青いくわの葉たべている、
  かいこが白くなることが。

  わたしはふしぎでたまらない、
  たれもいじらぬ夕顔が、
  ひとりでぱらりと開くのが。

  わたしはふしぎでたまらない、
  たれにきいてもわらってて、
  あたりまえだ、ということが。

 この詩は、金子みすずさんがふだん何気なく見ている風景の中に目をやり、不思議に思ったことを、素直に言葉にしている詩です。実は、このように「ふだん何気ないと思っていたことに目を向けて、あらためて不思議に思うこと」は、とても大切なのです。皆さんも、ふだん何気なく見ているもの中から、不思議に思うことをさがして言葉にしてみてください。
 金子みすずさんのこの詩に続けて、皆さんも自分の「わたしは不思議でたまらない」という新しい詩を作ってもらいたいともいます。こうです。

  わたしはふしぎでたまらない、
  黒い雲からふる雨が、
  銀にひかっていることが。
 
  わたしはふしぎでたまらない、
  青いくわの葉たべている、
  かいこが白くなることが。
 
  わたしはふしぎでたまらない、
  たれもいじらぬ夕顔が、
  ひとりでぱらりと開くのが。

  わたしはふしぎでたまらない、
  たれにきいてもわらってて、
  あたりまえだ、ということが。     さて、ここからは皆さんです。

  わたしはふしぎでたまらない、
  ○○○○○○○○○○○○○○、
  ○○○○○○○○○○○○○○。

                 ○○○には、どんな言葉が入りますか?
                 ・・・・きっと新しい発見がありますよ!