11月22日 6−1 道徳 その1
- 公開日
- 2022/11/22
- 更新日
- 2022/11/22
がんばる海東っ子!
6−1の道徳です。
「手品師」というお話です。
あるところに腕は良いが貧しい手品師がいた。彼は大ステージを夢見て日々腕を磨いていた。ある日、町を歩いていると小さなしょんぼりとした男の子に出会った。声をかけるとその少年は父親が死んだ後、母親が働きにでてずっと帰
ってこないので寂しがっているとのこと。そこで手品師は手品を見せて喜ばせたところ、大喜びした。その少年から「明日も来てくれるか」と問われ「必ず来る」と約束して別れた。
その夜、手品師のところに仲のよい友人から電話がかかってきた。その内容は、明日の大劇場で手品が催されるが、予定した手品師が急病のため代行者を探しているというものであり、友人はこの手品師を推薦したという。彼は考える。手品師として世間に認められる千載一遇のチャンスではあるが、そのためには今夜出発しなければならない。だが、明日は少年と交わした約束がある。しばしの葛藤の末、手品師は・・・