学校日記

今日の児童朝会でのお話です

公開日
2014/04/28
更新日
2014/04/28

校長室へようこそ!

4月28日
【命の大切さ−校長講話】
 1日に850匹、これは何の数でしょうか?
実は、日本で飼い主に捨てられて殺処分(殺されていく)されている犬や猫の数です。1年で30万匹を超える犬や猫の命がこのような形で奪われていることを、皆さんはどう思いますか?
 犬や猫に限らず、人がいったん飼うと決めた生き物は、死ぬまで面倒を見てあげる。これが飼う人の責任ですし、愛情の示し方です。それができない人は、生き物を飼う資格はありません。
 皆さんには、いったん自分が引き受けた命は、年をとって死んでしまうまで面倒をみる。そんな生き物の命を大切にする人になってほしいのです。
 さて、では、公園に植えてある草や木はどうでしょうか?草や木にも命があるのは当然です。公園の花は私たちの心を和ましてくれます。今、ツツジやフジの花がきれいに咲いています。そんな花をいたずらや遊び半分でちぎってしまう子がいるようです。花を楽しんでいる人にとっては、心が痛くなるような行為です。 
 草や木や動物の命の大切さがわからない人は、人の命の大切さもわからないのではないかと心配になります。生き物の命は、皆さんがしているゲームの中のものではありません。スイッチを入れたらもう一度復活してくれるものではありません。どれも1つしかない大切な命です。そんな一つしかない命が生きていたいと言っている心の叫びを感じ取れる人になってください。