木の根元を見つめる 解答篇(8月16日)
- 公開日
- 2013/08/16
- 更新日
- 2013/08/16
お知らせ
ナツメの木の根元(1平方メートル)にある穴は19個、直径は約1.9cmでした。この穴を開けて出てきたのは、クマゼミの幼虫(写真左、抜け殻)でしょう。近くにあった幼虫の抜け殻を計測すると、体の幅は約1.6cmでした。穴の直径とあっています。一回り小さいアブラゼミなら、その穴の大きさはどうなのだろう、もっとスリムなツクツクボウシならどうなのだろう、と想像しました。セミの、土の中の幼虫生活は長いらしい(6年ぐらい)、成虫(写真右)になってからは1か月のいのちだそうです。私の田舎では、クマゼミのことを鳴き声から「シャアシャア」と呼んでいました。