今日の献立
鶏ごぼうご飯、きざみのり、みそ汁、焼きれんこん、ごはん、牛乳

　れんこんは、『蓮（はす）』という植物の地中深くで伸びた地下茎の部分です。れんこんの穴は、呼吸するための空気を送り込む通気口の役割をしています。
　葉は水面に出ており、夏頃にきれいな花を咲かせます。収穫は秋から冬の寒い時期で、冷たい泥水に膝から腰までつかり、地下深くに育ったれんこんを傷つけないように掘り出すため、大変な労力がかかります。
　れんこんには、ビタミンＣや食物繊維が豊富に含まれています。ビタミンＣは熱に弱い成分ですが、れんこんのビタミンＣは主成分であるでんぷんに守られているため、加熱しても損失が少ないです。
　今日は、塩と油で下味をつけて焼いた『焼きれんこん』にしました。児童に大変好評でした。