今日も『くじらのオーロラ煮』にニコニコ笑顔でした!(11/8の給食)
- 公開日
- 2017/11/08
- 更新日
- 2017/11/08
中央小の食育
今日のメニューは「くじら(38Kg使用)のオーロラ煮(2年に1回)、じゃがいもとこんにゃくの煮もの、もやしのゆずの香あえ、ごはん、牛乳」でした。
くじらはかつて給食の定番でしたが、商業捕鯨の禁止(1988年)で完全に献立から姿を消していましたが、調査捕鯨のミンククジラを大阪市使用分(6t)を確保し、平成14年に26年ぶりに復活。毎年11月に出ています。(「くじらのオーロラ煮」と「くじらのたつたあげ」が交互に出ている)
「くじらのオーロラ煮」は大阪市の学校給食発祥の献立です。においが強いくじらをおいしくする工夫がなされ、ケチャップ、砂糖、赤みそで作ったソースをからめています。くじらが使えなくなってから「まぐろのオーロラ煮」で登場し「オーロラ煮」はとぎれることなく、60年近く出ている大人気献立です。
*「オーロラ煮」誕生の歴史秘話!(発案者に訊ねました)
くじらは南極海で獲れ、第二次南極越冬隊(1958年)が南極に残してきたタロ、ジロの犬の生存がわかり、日本中が喜びに包まれた頃に発案。南極で見えるオーロラはあけぼの色であり、その色に近づけるためにケチャップを、くじらのにおいを取るために赤みそを、そして甘味の砂糖を使い「オーロラ煮」と名付けたそうです。
1年生の教室で・・・
・くじらのオーロラ煮は、くさみがなくめっちゃおいしいので、おかわりをした!
・煮ものは大好きなこんにゃくが入っていて、じゃがいもがやわらかくおいしい!
・もやしは甘酸っぱく、ゆずが入っているのでさっぱりしておいしい!
☆今日はくじらで沸いた給食時間となり、いつもより元気よく「おいしかったヨッ!」の声がこだましてしました。もちろん、食缶はカラッポでした!