1年に1回の『くじら』にニコニコ笑顔でした!(11/5の給食)
- 公開日
- 2018/11/05
- 更新日
- 2018/11/05
中央小の食育
今日のメニューは「くじらのたつたあげ(2年に1回)、さといもと野菜の煮もの、もやしのゆずの香あえ、ごはん、牛乳」でした。
くじらにはくじら特有に匂いがあるので、しょうが汁、料理酒、こい口しょうゆに、なんと80分間も浸してよりおいしくなるような工夫をし、38.5kgのくじらを揚げました。
*「学校給食とくじら」
日本人は奈良時代から貴重なタンパク源として、くじらと親しんできた歴史があります。くじらはかつて給食の定番でしたが、商業捕鯨の禁止(1988年)で完全に献立から姿を消していました。平成14年に26年ぶりに調査捕鯨のミンククジラを大阪市使用分(6t)を確保し、復活しました。毎年11月に「くじらのたつたあげ」と「くじらのオーロラ煮」が隔年で登場しています。
*「たつたあげ」の名の由来
竜田揚げとは、鶏肉や鯨肉等にしょうゆとみりんで下味をつけ、片栗粉をまぶして揚げたものです。
「竜田」は奈良県の北西部を流れる「竜田川」のことで、古くから紅葉の名所として知られています。竜田揚げは赤褐色に揚がり、所々に片栗粉の白い部分があることから、紅葉の流れる竜田川に見立てて命名されました。
「くじらのたつたあげ」を味わうのが今日で最後となった5年生の教室で・・・
・くじらの味がして、カラッとあがっておいしい!
・もちもちのごはんと、サクサクに揚がったくじらのたつたあげは、めっちゃ、よく合う!
・こんにゃくがプリプリとし、にんじんが甘い煮もの!
・煮ものは具が軟らかすぎず、煮くずれしていなく、だしがしみておいしい!
・さっぱりとして、ゆずの香りが効いておいしいもやし!
・シャキシャキとしたもやしに、ゆずの甘酸っぱさがとてもよい!
◎ 感想にどんどん手が上がり、食缶がすぐにカラッポになった給食大好き学級で、笑顔いっぱいのクラスでした!
☆ 熱が出て欠席した児童から「くじらが食べられなくて残念!」の声も届きました。今日はくじらで沸いた中央小の給食時間となり、もちろん食缶はカラッポでした!