学校日記

6年生 算数科「円の面積」

公開日
2015/04/28
更新日
2015/04/28

お知らせ

6年生の算数科は「円の面積」の学習に入りました。
今日の学習では、「半径が10cmの円の面積を求めよう」という学習課題でした。
公式の学習はまだ先です。
既習事項をもとに面積の求め方を考えようというものです。

まずは半径10cmの円に外接する正方形を描き、
「円の面積は1辺が10cmの正方形の面積の2倍よりは大きく、
4倍よりは小さい」
つまり、
「200平方センチメートル<半径10cmの円の面積<400平方センチメートル」
であるという結果の見通しをもちました。

その後、方眼紙に描かれた円の面積を効率よく求めるために、円を4等分し、
完全に含まれる方眼を1平方センチメートル、
不完全な方眼を0.5平方センチメートルとして計算することで、無事に解答を得ることができました。

またその後、円を20分割し、その一つ分を三角形とみて計算する方法にもふれました。

公式は人類が生み出した英知の結晶ですが、まずはそれを導き出すための前段階として、数学的な歴史の過程をたどる授業になりました。