全校朝会 校長講話「あいさつは周りの人を幸せにする」
- 公開日
- 2015/12/07
- 更新日
- 2015/12/08
お知らせ
相手から先にあいさつをされると気分がよくなるのは、どうしてだと思いますか。
あいさつは、そもそも「相手を信用する」というところからきています。我々アジアに住む人たちは、あいさつをする時に頭を下げます。頭を相手に向かって下げるということは、私はあなたを信用しているということです。あなたの前に頭を下げても、あなたが私に何かしてくることはないと信じているからです。そこまで信用してくれているのかという思いが相手に伝わるから気分がよくなるのです。アメリカやヨーロッパの人たちが握手をするのも、武器を手にもっていないことを確かめ合うことかきているようです。
みなさんの中には、声を出して元気にあいさつできる人もいればできていない人もいます。あいさつができていないと思う人は、恥ずかしがらずに一度声を出してみることです。これは、何度も声を出しているうちに、声を出すことが当たり前になってきます。声を出してあいさつすることは、急にできないと思います。日ごろの学校生活、家庭生活の中であいさつをする習慣を身に付けていくしかありません。
以前にも言いましたが、あいさつの「あ」は、明るく、「い」は、いつも、「さ」は、先に、「つ」は続けての意味だと言われています。「明るく、いつも、先に、続けて」あいさつをしてください。あいさつは、周りのたくさんの人を幸せにします。