全校朝会 校長講話「心のスイッチ」を入れる

公開日
2016/10/03
更新日
2016/10/03

お知らせ

 先週の全校朝会では、姿勢の話をしましたが、どうですか。自分の姿勢がよくないなと思った人は、姿勢をよくする努力をしましたか。そして、集中力は高まりましたか。
 さて、「めりはり」という言葉を知ってますか。「めりはり」とは、楽器の弦を張ったり、緩めたりすることだそうです。日本の伝統的な音楽で、音の高さや強弱などを示す言葉で、現在では、「やるべきことに取り組む時には、けじめや強弱をつけて取り組むこと」を指すようになりました。
 登校してきた時に玄関で朝のあいさつをしています。気持ちのよいあいさつがめりはりのある生活の第一歩です。毎日できているでしょうか。今日からあいさつ週間が始まります。相手の顔を見て気持ちのよいあいさつができるようにしましょう。
 10月に入りました。まだ少しむし暑い日もありますが、これから1年中でもっとも過ごしやすい時季に入ります。読書にスポーツに最高の季節と言えます。一番近いところでは、全校オリエンテーリング、たてわり班のリーダー、サブリーダーの腕の見せ所です。そして、出会いふれあい教育、学習発表会と続きます。
 ここで「めりはり」の効いた生活心がけてほしいので、「心のスイッチ」という詩を紹介します。

 人間の目は、ふしぎな目
 見ようという心がなかったら 見えていても見えない

 人間の耳はふしぎな耳
 聞こうという心がなかったら
 聞いていても 聞こえない

 頭もそうだ
 はじめからよい頭 悪い頭の 区別があるのではないようだ
 「よし、やるぞ!」と
 心にスイッチが入ると
 頭も
 すばらしいはたらきを しはじめる

 心のスイッチが 人間を
 つまらなくもし すばらしくもしていく
 電灯のスイッチが
 家の中を明るくもし 暗くもするように

 どうですか。「心のスイッチ」を入れるのはだれか。スイッチを入れるのは自分自身です。スイッチの入れ方は、〇自分なりのはっきりした目標をもつこと、〇そのためには、まず一歩を踏み出すことではないかと思います。みなさん一人一人が「心のスイッチ」を持っています。スイッチが入れば、きっとその人なりの素晴らしいがんばりができるはずです。今から「心のスイッチ」を入れてみましょう。