全校朝会 校長講話「障がい者スポーツに学ぶ」
- 公開日
- 2017/02/06
- 更新日
- 2017/02/06
お知らせ
ちょうど今頃の時季は、温かい風が吹いて川や湖の氷が解け出すころです。雪解けの土の中から顔をのぞかせる蕗の薹(フキノトウ)は、春一番の山菜です。若芽に蓄えられたエネルギーが独特の香りや苦みになって冬の間こわばっていた体をめざめさせ、血の巡りをよくします。
少し前になりますが、1月末に行われた全豪テニスでは、男子シングルスでは、スイスのフェデラーがスペインのナダルを接戦の末で破って優勝。女子シングルスでは、アメリカのウィリアムス姉妹の妹のセリーナが姉のビーナスを破って優勝しました。
また、車いすテニス部門の女子シングルス決勝で日本の上地結衣選手がオランダのイスケ・フリフィオを破って優勝しました。車いすをコントロールしながらのテニスは、とても難しいと聞いています。世界の強敵がたくさんいる中での上地選手の優勝を日本人として誇りに思うのは、私だけではないと思います。
さて、障がいのある人が車いすでスポーツをするということで、今週の8日(水)は、2017国際親善女子車いすバスケットボール大阪大会に出場するオーストラリアのプロバスケットボールチームが本校にやってきます。当日は、6年生の人たちには、車いすを自分で操作しながら、バスケットボールをするということがどれだけむずかしいことか、実際に体験してもらいます。保護者や地域の方もたくさん見学に来られます。他の学年の人たちには、見学してもらうことになりますが、この機会に各選手の迫力あるプレーを間近に見て、障がい者スポーツの素晴らしさに学んでほしいと思います。実際に見たり、体験したりして、どのような気持ちになったか、ぜひ感想を聞かせてください。