全校朝会 校長講話 今日(5/8)は、「いじめについて考える日」です。
- 公開日
- 2017/05/08
- 更新日
- 2017/05/08
お知らせ
1年生のみなさんは、入学式の時の校長先生のお話を覚えていると思います。3つのお願いをしました。
「友だちを大切にしよう」「元気よくあいさつしよう」「自分の命は自分で守ろう」の3つのお話をしました。
一つ目の「友だちを大切にしよう」の中で、「みんなちがって みんないい」と思っていますと言いました。困っている人がいたら、助け合って、誰とでも仲良くしてくださいと続けました。
新しい学年が始まって、1か月たちました。1年生から6年生のみなさん一人一人が胸に手を当てて、考えてほしいと思います。自分と話が合わない。言っていることや態度が気に入らないなどの理由で、その友だちと話をしない。無視をする。また、自分と気の合う友だちといっしょになって嫌がらせをしたり、仲間外れにしたりするということはありませんか。このようにされたため、クラスの中で一人さびそうにしている人はいませんか。
まど・みちおさんの詩 「ぞうさん」を朗読します。
ぞうさん
ぞうさん
おはなが ながいのね
そうよ
かあさんも ながいのよ
ぞうさん
ぞうさん
だあれが すきなの
あのね
かあさんが すきなのよ
ぞうさんが、鼻が長いと悪口を言われた時の歌なのだそうです。その時、ぞうの子どもは怒ったり、しょんぼりしたりしないで、世の中で一番大好きな母さんも長いんだよと誇りをもって答えたのです。
鼻が長くても短くても、背が高くても、低くても、運動が得意でも不得意で構わないのです。みんな同じではなくて、違うからこそ素晴らしいんです。人は誰でもそれぞれに「よさ」を持っています。その「よさ」を互いに認め合って、いじめのない楽しい学校生活を送ってほしいと思います。