全校朝会 校長講話 「水泳の学習が始まります」
- 公開日
- 2017/06/18
- 更新日
- 2017/06/18
お知らせ
「猫はいっきに 犬は考えて渡る」という言葉があります。みなさんは、自動車にひかれた無残な猫の死骸を見たことがあると思います。ところが、犬は自動車にひかれにくいのです。というのは、猫は習性で走りだしたらとまらない。犬は、危ないぞ、危険だぞ、と前もって考えることができます。危険と思うと、その場で立ち止まることも引き返すこともできるのです。猫は立ち止まることも引き返すこともできないのです。こういうことを見当感と予測というのですが、人間はそれを持っているので、交通事故を未然に防ぐことができるのです。
先週の全校朝会でも濱本先生からお話がありましたが、交通安全に関わって必要な事は、信号を無視する、横断歩道のない所を渡る大人のまねをしないということです。大人のまねをしていると、いつか交通事故にあい、けがをすることになります。大けがをするどころか、命を落とすかもしれません。ルールを守るということでは、校内でも同じことが言えます。特に固定遊具で遊び方のルールを守らないと大けがをするということを担任の先生から聞いていると思います。しっかりルールを守ってください。
さて、いよいよ20日(火)から水泳の学習が始まります。さあ、めあてを決めて、毎時間しっかり練習して泳ぐ力をつけましょう。
ここに、ごく一部ですが、昨年度の水泳学習の感想があります。
低学年、中学年、高学年に分けて、紹介したいと思います。
まず、低学年では、
・けのびができるようになりました。・クルクル回れるのがうれしかった。・いるか泳ぎができるようになりました。
・1年生の時は、5mしか泳げなかったのに、今では、14m泳げるし、先生にほめられてうれしかった。
・最初は11mぐらいだったけど、頑張って28mから37m、どんどん記録があがってくるから、頑張ったんだなあと思った。
次に中学年では、
・今年の7月は7mしか泳げませんでした。夏休みの水泳学習に来ていたら、37m泳げるようになりました。うれしかったです。
・クロール50mのタイムを伸ばすように頑張りました。タイムが69秒にまで縮められてうれしかったです。
・私はあまり水泳が好きではなかったけれど、コーチや先生に息継ぎの仕方や速く泳ぐコツを教えてもらって水泳が好きになったし、記録会に出て、深いプールでも泳げるようになりました。クロール50mの記録を5秒も縮めることができました。平泳ぎは、まだ泳げないから、また教えてもらって50m泳げるようになりたいです。
最後に高学年では、
・手の先に力を入れ過ぎて沈んでしまう泳ぎ方でした。力を入れないという意識で泳いだら、クロールの最後の記録は、1分を切ることができました。
・コーチや先生のアドバイスで、だんだんコツがつかめてきて、手のかき方を大きくしたら、楽に泳げるようになりました。
・バタ足をする時、足首にあまり力を入れず、軽くバタ足をすると、1回のクロールの動作でよく進むことが分かりました。
他にも泳ぐ力がついた。タイムが伸びたなど、できなかったことが、できるようになった喜びを振り返りの用紙に書いてくれていました。今年も先生方が一所懸命に水泳指導をします。頑張ってください。今年度の水泳学習終了後、全学年の子どもたちの喜びの声を聞きたいと思っています。