いじめを考える 5年 道徳「すれちがい」
- 公開日
- 2017/08/30
- 更新日
- 2017/08/30
お知らせ
いじめを考える学習で、5年生は道徳の「すれちがい」という学習をしました。日常生活の中で良く起こる「ちょっとしたすれちがい」がもとで、お互い嫌な気持になり、相手のことを責める、というお話です。登場人物の二人のどちらにも子どもたちは共感します。なぜなら、自分が友だちともめた時、同じように相手に対する不満しか考えなくなるからです。
でも、登場人物二人のどちらも、故意に約束をやぶったり、意地悪をしようと思ったりしていないということに、子どもたちは気づきました。
それならば、仲たがいしないためにそれぞれ足らなかったものがあるのではないか、ということを一人ずつ考えました。「相手の話をちゃんと聞いてあげなかったこと」「相手の立場に立って相手を尊重する気持ちがなかった」「お互い少し譲り合う気持ちが足りない」「人任せにしたこと」など、仲たがいしないためにはどのような心が大切なのか考えました。
最後に1時間の学習を振り返って感想を書きました。その中には、「相手にも言い分があるんだなと思った。」「ちょっとのことですぐに怒ったらだめだと思った。」など自分の生活の中に置き換えて考えることができていました。