全校朝会 校長講話「知るを楽しむ人間になろう!」
- 公開日
- 2017/09/04
- 更新日
- 2017/09/04
お知らせ
1学期の終業式で話した中身を覚えていますか。「学習に関わって2学期に向けて頑張っておく必要があることについて、お家の人と相談して、夏休み中にしっかり取り組みましょう。」要は、自分の弱みについては、分かるまで復習をしておきなさいと言ったのですが、復習はできましたか。
十分にできなかったという人は、今からでも遅くはないので、毎日少しずつでも、たとえ10分でもいいから、コツコツと復習するようしましょう。テストなどで同じ間違いを繰り返さないようにするために、徹底的に復習を繰り返していくと必ず力がつきます。
さて、まだまだ暑い日が続きますが、もうしばらくすると勉強をするにしても、読書をするにしても、スポーツをするにしても最高の季節がやってきます。暑いとは言っても教室にクーラーがついているので過ごしやすいはずです。この過ごしやすい環境を生かしてください。とは言え、涼しくても、勉強はいやだな、勉強が苦手だなと思っている人がいると思います。そんな人に朝日小学生新聞のニュース・話題欄によい記事が載っていたので、紹介します。
(“大勢の中のあなたへ 2” 勉強が続けられないあなたへ を読む>
繰り返しになりますが、「自分は、知らないことがいっぱいある。知らないから、知ることを楽しむ」だから、みなさんは学校で勉強しているのです。
その授業の中で大切な事を言います。先生の話を一方的に聞くだけでなく、自分の考えを必ず一回は言う。友だちの意見に対して、自分は何を思ったのか、何を考えたのか口に出して発言することが大事。その意見が間違っているかもしれません。でも、教室では、間違ってもいいのです。「教室は、間違うところです。」いろいろな意見に対して、今自分が持っている知識や知恵の中で考えていることを言う。これが、本当の勉強です。今読んだ新聞の中に出てきた古代ギリシャの哲学者ソクラテスは、違う考えを持った二人が意見を述べ合うことで、新しい知恵が生まれる。そして対話が進むとさらに新しい知恵が生まれるとも言っています。色々な意見が飛び交う学習の中で知ることを楽しむ人間になりましょう。