全校朝会 校長講話 「頑張った自分に大きな拍手を!!」

公開日
2017/09/11
更新日
2017/09/11

お知らせ

 9月7日(木)は、プール納めでした。水泳学習の最後に、「今年の水泳の授業で、泳ぐ力がついたと思う人?」と尋ねると、ほとんどの人が手をあげました。水泳の学習が雨で流れることがほとんどなく、ほぼ予定通り実施できました。昨年度に引き続き、今年度も先生方の熱心な指導と水泳専門のインストラクターが、授業支援に入ったこともあり、大きな成果が見られたことをうれしく思います。また、夏季休業日中の水泳指導の際に受付を担当してくださった保護者のみなさんにもお礼を申しあげたいと思います。

 最後の泳力テストを見ていると、いずれの学年も自分の今持っている力を精いっぱい発揮しようとする姿が見られ、感動しました。なかでも、50mを泳ぎ切った中学年の児童には感動しました。泳ぐ形は整っていませんが、クロールでスタートして途中から犬かきに変わり、50mを泳ぎ切った人がいました。これは、大したものだと思います。ボビングをしっかり練習した成果が現れていました。息継ぎがしっかりできると泳ぎ続けることができるということを証明してくれました。来年は、クロールで泳ぎきることができると思います。今持っている力を出し切り、頑張った自分にもう一度大きな拍手をしておいてください。

 いつも言っていますが、陸上競技で言えば、「走った距離は裏切らない」水泳で言えば、「泳いだ距離は裏切らない」「練習は裏切らない」ということです。夏休み中の水泳指導に参加した人は、よく分かっていると思います。先生方の指導のもとで、コツコツ練習した結果が出ました。何事も努力を重ねることです。必ず、結果が出るということを体験できてよかったです。

 話は変わりますが、努力を重ねたと言えば、昨日の新聞(朝刊)の一面に、桐生9秒98。 100メートル日本人初の見出し。表には出ていないですが、速く走るためにあらゆるトレーニングをしたようです。世界陸上の100メートル代表に選ばれなかった悔しさもあり、相当な努力をしたと思います。これから、2020年の東京オリンピックを目指して9秒台を出す日本人選手が1人、2人と出てくれば金メダルも夢ではないと思います。

 さて、9月26日(火)には、陸上競技のトップアスリート(走り幅とび)荒川大輔選手に来ていただきます。この荒川選手は、走り幅跳びで自己ベスト8メートル09センチメートルを跳んでいます。日本歴代9位。日本選手権では、3回優勝。世界陸上大阪大会、ベルリン大会では、日本代表となった選手です。今年(2017年)のワールドマスターズinニュージーランドでは、金メダルを獲得しておられます。
 当日は、4〜6年生にお話をしていただき、4年生には、授業をしていただきます。学びの多い1日となることでしょう。楽しみにしておいてください。